南あわじ市 沼島へ

淡路島は想像より大きい!と実感する方はいますが、島で生まれ育った人は、過疎化が進む地方の中でも割と少なめだと思います。
そして、そんな島の住人で「沼島に行った事のある人はいますか?」という問いに
YESと応える方は本当に少ないと思います。
日本で最初にできたおのころ島であるという伝説があり、知る人ぞ知る島。
淡路島のすぐ下にある小さな島。
南あわじ市土生港から船で10分のその島をプラプラ歩いてみようと思ったはずが、思いがけず、山道を歩いて島を一周することとなりました。

下船後、港湾沿いに進んで、山の上にあるおのころ神社へ。
人口500人にも満たない人々が住む集落が眼下に広がります。

神社の裏に登山道があり、ひたすら山の尾根を歩くと、視界がひらけ、上立神岩(かみたてがみいわ)という国生み伝説の岩が拝めるあたりでちょうど島半周くらい。
休憩もなしで、更に歩き続ける事1時間ほどでようやく漁港に戻ってきました。
家の前には、荷物を運ぶ台車(乳母車)があります。これは、瀬戸内の島でも同じような形の台車が使われてます。ちなみに香川県男木島では”おんば”と呼ばれて島人の日常生活には欠かせないものです。
港から見た淡路島は本当に近いけど、やっぱり沼島は特別な島だと実感。
ぜひ一度来島してください。

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