南辺寺の五百羅漢 南あわじ市

淡路島では、35日の法要にお参りし、団子を山から転がすという風習?があります。鬼が団子を食べている間に、死者が三途の川を渡りきれるように、というような意味合いだったと記憶しています。南あわじ市では、南辺寺、通称「なんべっさん」という寺にお参りします。ちなみに洲本辺りでは先山千光寺にお参りします。
最近、その南辺寺の裏手に五百羅漢があるのを教えていただきました。
今まで見てきた五百羅漢と異なる石仏があり驚きます。
アクセスですが、まずは、賀集八幡神宮と護国寺を目指します。
鳥居をくぐって直進すると、
右手に脇道があるので、登って行きます。
登り始めてすぐに、石仏があり、五百羅漢と刻まれていますが、よく見る石仏です。
ポツポツと石仏が置かれた山道を登って行きます。
道中にも石仏が。
道中には、三原平野を望む景色が見られるスポットがありますので、休憩しながら堪能します。 

山を登り始めて30分ほどで南辺寺に到着です。階段にお地蔵さんが。
南辺寺の歴史などを石碑で学べます。こうゆう石碑はありがたいです。
石碑の左手の奥に進むと、いよいよ五百羅漢です。この寺にお参りする人でも知っている方は少ないのでは、と思うくらいひっそりです。
しかし、ここにもご丁寧に、石碑があってまたもや由来など学ばさせてもらえます。
道なりに進むと驚きの光景が現れます。
無数の石仏がごろごろあります。
その形は、岩を削り出して元の形を残しながら見事な、表情を刻んでいます。
中には荒々しい表情の石仏や、穏やかな石仏など一つ一つを見ていると不思議な気持ちになるものです。
まさに、南あわじ市の隠れスポットではないでしょうか。
帰りは、少し山を登って、コンクリートで舗装された別の道を下りました。
山頂からは、東に三原平野、西に福良湾が木の間から望めるスポットがあります。
もっと整備すれば、立派な観光スポットになるのでは、、、と思うのですが。
山を下ってくると田んぼや古いタバコ屋があったり、のどかな景色が広がります。

ゆっくり回って2時間くらいなので、ハイキングコースとしてもちょうど良い感じです。

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