Stanley Kubrick

昨夜、久しぶりに、キューブリックの『フルメタルジャケット』を見直し。
キューブリックの作品の中で、一番好き。
明らかな反戦映画。戦地が兵士を狂わせるんではなく、訓練を受けて最高に狂った兵士が戦地に赴く、というメッセージでしょうか。

この映画、最初の翻訳が戸田奈津子さんだったらしいんですが、柔らかめの表現に翻訳された事を、キューブリック自身が再英訳をよんで、駄目出し、交代ということ。まあ、スラングだらけですからね、ボクもさっぱりわかりません。

以前、ロンドンで暮らす友人のスタジオにお邪魔したら、なんとそのスタジオが、かつてキューブリックが試写室として使っていた!!と聞いて、めっちゃ鳥肌もので感激。時は違えど、同じ空間にいるだけで幸せでございました。

さて、話がそれてしまいましたが、ボクがこの映画が好きな理由の一つは、劇中に使用される音楽のセンス。
初めて、サントラ買いましたもん。
ストーンズの『paint it,black』もいいけど、やっぱり、ベトナムの市街地戦のシーンで使われた、アドレナリンが出っぱなしのこの曲。
60’s アメリカのサーフガレージバンド トラッシュマンの『surfing bird』
いろんな事に躊躇しがちな時には、ぜひ爆音で。

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