ヘッドスライディングって痛そう。。。

母校が21世紀枠で選抜出場を決めた日、偶然にも淡路島で仕事をしていました。
一報を聞き、ちょっと学校に顔を出してみようか?と頭をよぎったが、野球部でもないし、マスコミとかいっぱい取材に来てると思うと気が引けた。
というか、バッタリ苦手な人と遭遇する事を考えると、骨髄液がタバスコに変わるくらいゾッとした。
結局行ってない。

翌日、大浜海岸をカメラを持って散歩。

高校生の頃、ロングホームルームなる、課外授業がありました。
クラスのみんなで、好きな所を決めて行くのですが、田舎なもので、山か海かボーリングくらいしか行った記憶がありません。※ボーリング場はもう潰れてなかった。
この海岸には漕艇部のボートが置いてあり、勝手に海に浮かべて漕ぎ出す浮かれた生徒がいたり、物陰ではあんなコトやそんなコト。岩陰でもあらら…なコト。
といった具合に、海水浴よりそんな記憶しか残っていない砂浜。

後輩達は、ボクがフラフラしていた同じ年齢で甲子園という大舞台で戦います。

誤解を恐れずにいうと、出場できるだけでいいとか、元気に精一杯プレー出来ればいいとか、そんなスウィートな言葉をボクは信じない。
勝敗がある世界では、勝たなければいけないと思う。
勝利は等しく輝かしい。
でも、いつまでも勝ち続けるのも困難極まり無い。
敗北はそれぞれの異なった影を持ちます。でも、若くして、そんな経験が出来る事を羨ましくも思います。
優勝出来なければ、あの土を袋に詰めて持って帰る事になるでしょう。
ボクのスニーカーの中はわざわざ持って帰らなくても、砂だらけですが、、、

将来、彼らがその土を見るたび、「あの頃は良かった、あの頃に戻りたい」と、このご時世に華やかなバブルの話をしてくるタクシー運転手のような大人にならない事だけを祈ってます。
こっそりスタンドから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。