KYOTO 手紙が伝える事。

電車に揺られて小一時間。
向かう先は、古都、京都。

先日、ある方とお茶をした時に、話題に挙がった言葉『手紙
少し追いかけます。

と、いうことで、以前読んだ植村直己さんの「妻への手紙」を再読しようと持ち出しました。

本来は他人に読まれる事を想定していない手紙。
だからこそ、時に冒険家の不安や苛立ちを露呈しながらも、死と隣り合わせの状況でも、妻を気遣い感謝する内面を垣間みれます。
無事に帰ってくることが冒険だと言った彼は、未だに冒険中という事でしょうか?

半分くらい読み進めたところで、河原町に到着。
朝食を食べてなかったので、最近オープンした「MOSDO」でブランチを。

デリサンド(ビーンズ&ベーコン)とスイーツサンド(ブルーベリーミルク)のセットをオーダー。

その後、錦市場をぶらり…

先斗町をぶらり…

祇園をぶらり…

のんびりと歩きながら、水路を辿って東山へ。
きらびやかな北山文化より、断然、侘び寂びの東山文化が好み。

まだまだ、緑色の草木に朱色の橋が栄えますが、ツクツクボウシがの鳴き声がほんのり秋の訪れを知らせてくれます。

目的地はもうすぐです。

ようやく、到着。

『フェルメールからのラヴレター』

待ち時間なしで入館。

修復後初公開の《手紙を読む青衣の女》を含めた手紙がシリーズを初めて拝見させていただきます。
ロンドンでも、パリでも、そしてニューヨークでも見られなかった作品。
ただただ美しいラピスラズリの「青」

今回の展覧会のキーワードは「コミュニケーション」
伝えたい事、伝えて欲しい事もあり、伝わらない事、伝えられたくない事など当然あります。

その方法は様々で、ボタンを押せば届くメールを否定する気は、ありませんが、、、
それでも、大事な人に伝えたいときは、やっぱりペンを握る事にしようと、勝手に決めました、この日。

早速、スマイソンの便せんでも…
どこで買えるのでしょうか?
amazonで買えますか?

教えてくれたら、その手紙を、小さな瓶につめて、海に流すようなややこしい事はしないと誓います…

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